苦闘の日々K医科大学附属病院に“替わった”奥さん。 「そんなに心配するようなガンではないから」と、 丁寧に説明を受け、 まずPET-CTを受けた。 その結果も、いわゆる遠隔転移はなし。 予防という意味合いでの抗がん剤治療を受けていくことに。 まず、その第一回を先週初めから三日間の入院で行った。 それ以後、 副作用が、想像以上にしんどいらしい。 胸やけというか胃痛というか、 とにかく食べることはおろか水分補給もままならない様子。 昨日はスクランブルで病院へ赴き、 点滴を受けた。 それでも一時は楽になったものの、 今日はまた一段と・・・・。 それはガンの痛みではなく、 ガンと闘っている痛みだからと、 傍から慰め励ましてみても、 やはり本人にしか解からない痛み、苦しさがあるんだろうなぁ。 頑張れというのは簡単だけれど、 その言葉の無力さも痛感する日々だ。 そんな毎日の中で、 一つの別れがあった。 坪井チーちゃん。 (略してツボチー。さらに略してツボ) あるとき、なんとか保護して避妊手術を施したのだけれど、 あまりにも痛々しい状況だったので室内飼いを始めた。 けっこう、愛着をもって接していたつもりだったんだけど、 生粋の野良育ちで、 いつまでたってもアンタッチャブル。 彼女にとっては、それはそれは凄いストレスだったのかもしれない。 一週間ほど前からまったく食べなくなり、 “匂い”のきつい流動食を用意するなど、 それなりに手は尽くしてきたのだけれど、 いかんせん触れることができないので、 点滴はおろか強制給餌もできなかった次第。 やっと(ていうか初めて)撫でてやれた時には、 もう完全に衰弱しきっていた。 あのとき、 保護して手術して正解だったのだろうか? 悲しいし、後悔もあるけれど、 彼女は彼女なりに野良のプライドを貫いたということで、 自己弁護をするしかないか・・・ 合掌 よろしければ、応援のひとポチッを。 にほんブログ村
by tomcat0212
| 2011-08-03 01:12
| 日々のこと
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